電子マネーとデビットカードの違い
先日、ネットニュースを見ていたら、三菱東京UFJ銀行銀行が、
VISAデビットカードを発行することを発表していました。
正直このニュースを見た時に、今更デビットカード??って思いました。
現在のようにクレジットカードが普及して活用される様になる前に、
デビットカードも同じように広がろうとしていました。
クレジットカードは順調に広がり、
個人支出に占めるクレジットカード利用支出は10%を超えました。
韓国や米国に比べるとまだまだ低いとは思いますが、
法改正などの逆風があったわりには順調に成長していると思います。
一方、デビットカードは1%にも満たない状況です。
(電子マネー(プリペイド)は、1.5%程度)
そんな中で日本のメガバンクがデビットカードを発行するメリットは
どこにあるのでしょうか。
0.2~0.5%のキャッシュバックも受けられるということなので、
電子マネーとの差はそれほどありませんが、クレジットカードと
比べると還元率に随分と差があります。
日本国内だけを見ると、ここ数年電子マネーは急速に広がっており、
現在も利用できる店舗がどんどん増えており、利用場所だけを見ると
クレジットカードとの差がドンドン縮まっていきています。
海外へ目を向けると今回三菱東京UFJ銀行が発行するVISAデビットカードは
世界中のVISA加盟店やインターネットで買物ができるので、
海外へ旅行や出張で頻繁に行く人にとっては非常に便利だと思います。
正直、海外へ行くことのない私にとっては全くメリットを感じませんが、
今後、どのような広がりを見せるのかは気になるところです。
いち消費者として見ると、クレジットカードと電子マネーを上手に使って
ポイントを貯めたり、キャッシュバックを受けたりして、
自分が最もお得に便利に使える方法を見極める力が必要だと思います。